マリオ俳優の訃報に、任天堂・宮本氏の反応は?
掲載日時:2009.10.21 17:00
10月14日の出来事です。彼は享年76歳でした。
1989年にアメリカで放送され、そのあとも何度か再放送されていた「The Super Mario Bros. Super Show!」にて、マリオ役を演じていた、ルー・アルバーノ氏が死去されました。
我が国ニッポンではあまり馴染みのないアルバーノ氏ですが...実はワタシたち、何処かで彼を見かけたことがあるかもしれないんですよ。...というのは、アルバーノ氏はマリオ俳優としてだけでなく、プロレス団体のマネージャー「キャプテン・ルー」として、またシンディー・ローパーさんの隠れたお父さん的存在としても、アメリカのショウビジネス界で結構な有名な方だったようです。
もしかすると、日本でもプロレスリングがお好きな方ならご存知かもしれませんが、「キャプテン・ルー」ことアルバーノ氏はWWE(World Wrestling Federation)のHall of Fameに殿堂入りしており、50人以上のレスラーを育て上げ、彼らは24以上のチャンピオンシップでタイトルを勝ち獲っています。アメリカプロレス界の丹下段平といったところでしょうか(違うか)。
さらに、もしかすると古き良き、ポップな80年代ミュージックがお好きな方ならご存知かもしれませんが、アルバーノ氏はシンディー・ローパーさんのミュージックビデオにもちょいちょい出演されていました。
例えばみなさんご存知の「Girls Just Want To Have Fun(ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン)」、「She Bop(シー・バップ)」、名曲「Time After Time(タイム・アフター・タイム)」や、「The Goonies 'R' Good Enough(ザ・グーニーズ・アー・グッド・イナフ)」なんてのは、映画からのファミコン化で、ボクらは子供の頃、宿題をほっぽらかしてまで遊び倒していたので、あの曲にはかなり馴染みがありますよね。
というように、色んな顔で有名だったルー・アルバーノ氏。「The Super Mario Bros. Super Show!」は52回しか放送されませんでしたが、アメリカン人のゲーマーたちにとってアルバーノ氏は、ゲームの歴史の中で永遠に語り継がれるであろう、ライヴアクション・マリオなのです。
そんなアルバーノ氏、2005年には心臓発作に倒れており、それ以降の健康状態はあまり良いものではありませんでした。そしてついにこの度、ホスピスの看病の下、ご家族にみとられて旅立って行ったのでした。
米Kotakuの友人であり、元ニューズウィークのゲーム関連ライターであるエンガイ・クロール氏は木曜日の会議にて、任天堂の宮本 茂 代表取締役専務に対し、「キャプテン・ルー・アルバーノ氏が死去した時、どこにいて何をしていましたか?」と質問をぶつけてみたそうです。
だいたい宮本氏は、英語の質問に対しては、いつも翻訳者なしに英語でお答えになるそうですが、この時ばかりはニンテンドー・アメリカのビル・トライネン氏が割って入って通訳したそうです(多分キャプテン・ルー氏がニッポンでは知られていないだろうからでしょうか)。そしてミヤポン氏のファイナルアンサーは
あなたから聞いて初めて知りましたよ。
という、なんだかちょっぴり残念なコメントでした。
ニッポンのKotaku読者のみなさんも、マリオで遊んだゲーマーのひとりとして、キャプテン・ルーのご冥福をお祈りしましょう。
Breaking News: WWE Hall Of Famer Passes Away [PWMania.com - Thanks Matt]
Former Journo Tells Miyamoto that Mario is Dead [Destructoid via Go Nintendo]
Mike Fahey、Owen Good(原文1、原文2/岡本玄介)
掲載日時:2009.10.21 17:00
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