『鉄拳6』レビュー:ストーリーはいいけど、ラグが...
掲載日時:2009.10.31 14:00
アーケードでは2007年に『鉄拳6』、2008年にアップグレード版の『鉄拳6 BLOODLINE REBELLION』がすでにリリースされていましたが、満を持してXbox360とPS3に登場です(PSPでも登場していますが、こちらは携帯機での再現を前提としており完全移植ではありません)。
格闘ゲームというジャンルの代表作のひとつでもある『鉄拳』シリーズですが、果たして最新作の『鉄拳6』の出来はいかがなものなのか? 米Kotakuのブライアン編集長によるレビューです。
- 気に入った点
ストーリーのボリューム:格闘ゲームのストーリーモードをじっくり遊ぶことが好きなファンなら『鉄拳6』に満足するでしょう。数々の分岐がある、終わりが見えないと思うようなストーリーが展開されます。
キャラクター:40以上のキャラクターが用意されており、あなた次第のプレイスタイルが確立できます。しかも、ストーリーではロボットスーツの操縦まで出来ますよ。おふざけキャラ含め、どのキャラクターで遊んでも楽しいです。
操作性と設定:リズム感のあるボタンとスティック操作を頼りにした滑らかなコントロールとシステムデザインは見事。ライフが低いときに攻撃力が上がり、コンボが繋ぎやすくなる「レイジモード」等も魅力的です。
グラフィック:今回はモーションブラーをかけてプレイすることが出来ますが、それをやるとSD映像並みに解像度が落ちます。しかしモーションブラーをかけなければアーケード版と同じ720pの解像度で楽しむことが出来ます。『鉄拳6』のグラフィックは滑らかかつカラフルで芸術的に仕上がっています。
オンライン要素:『鉄拳6』では、ランキングマッチと非ランキングマッチの両方がオンラインでプレイできます。また自分のゴーストデータをアップロード、または他人のものをダウンロードすることでオフラインでの敵AIの行動スタイルにも変化が出ます。
- 気に入らなかった点
不安定な足場:シングルプレイのストーリーモードでは、落ちて即死する場所のあるステージもあります。もっとひどいのが、そういう場所だと知らずに必殺技を繰り出してそのまま奈落のそこに落ちていくということがありました。これにはかなりイライラします。
ムービー:せっかく『鉄拳6』の長いストーリーモードをプレイしているのに、自分がプレイしているキャラがあまりムービーに登場しないのは疑問に思います。自分は赤の他人ではなくロウなのに...。
セーブポイント:このゲームはステージの終わりごとにセーブします。ただ問題は、いくつかのステージでは強力なボスと2~4回連戦だったりするところです。もしやられても同じボスから挑戦できますが、アイテムを変えたいとなるとステージの最初からやり直すことになります。
オンラインプレイ:オンラインで数回対戦をしましたが、その数回だけでもラグを体感しました。対戦格闘ゲームは、FPS以上にオンライン対戦がプレイヤー達によって重視されるのでこれは問題です。ネットワークの仕様が完璧でないなら、ゲームをリリースするべきではありません。
ロード時間:ロード時間が長いです。ステージごとにロード、バトルごとにロード、オンラインに行くためにロード、オフラインに戻るためにロード。ひどいときはムービーが次のムービーに切り替わるときまでロード。はぁ...。
『鉄拳』シリーズの大ファンですが、ストーリーよりは対戦のほうが自分にとって重要でした。今回注目した点はほとんどストーリー関連なので、オンライン対戦やアーケードモードをやる場合は無視できます。
しかし一番許せないのがオンラインでのラグでしょう。バンダイナムコが早急にパッチを用意しなければ、ランキングが酷いことになるのでオンラインにいくのは避けます。
今回、ブライアン編集長は、Xbox 360版の『鉄拳6』(北米版)をプレイしたとのことです。
Brian Crecente(原文/ニール太平)

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掲載日時:2009.10.31 14:00
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