ナナオのゲーム向け液晶モニタ新製品にスペランカー先生登場

掲載日時:2009.11.11 21:00  

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by  マコ小林

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『3Dドットゲームヒーローズ』に続いてスペランカー先生が出稼ぎ中...? その理由とは。

Xbox 360やPS3用に、PC用の液晶モニタを使っている方も多いと思います。チューナーが付いていないぶん同じ大きさのテレビよりもリーズナブルですし、ゲーム用に描画の遅延を押さえたモードを搭載している機種もあります。HDMI端子の搭載もほぼ標準になってきましたしね。

さて、先日ナナオから「FlexScan EV2334W-T」という液晶モニタが発表されました。フルHD(1920×1080=アスペクト比16:9)の液晶パネル、HDMI端子搭載、ゲームやアニメ映像に適した専用ガンマモード搭載、等々のスペックで同社直販サイト「EIZOダイレクト」での価格は4万9800円と、ゲーム用モニタを探している方にはなかなか魅力的な製品です。

この製品の特徴説明ページに、特にタイトルは出ていないのですが、アイレムのPS3用ソフト『みんなでスペランカー』の画像が使われています...最近各所でスペランカー先生の露出が目立っていますが、なぜこんなところにひっそりと...?
 

 
実は...ともったいつけなくても知っている方は知っていると思いますが、ナナオはアイレムの親会社なのです。親会社のゲームユーザー向けモニタの新製品とあれば、スペランカー先生がカメオ出演するのも不思議ではないですよね。

ナナオといえば、デザインやDTPの分野で古くから信頼されてきたEIZOブランドのPC用モニタや、医療の現場で使用される業務用モニタなど、ディスプレイ装置専門のメーカーです。そんなメーカーがなぜアイレムの親会社なのか?

話は1977年、アタリ社の『ブレイクアウト』に端を発する「ブロック崩し」ゲームの大ブーム時にまで遡ります。ビデオゲーム市場に参入したばかりだったアイレム(当時の社名はアイ・ピー・エム)は、先行する他社へ追いつくためにナナオと業務提携をします。この提携でナナオのブラウン管製造ラインを優先的に押さえ、他社とは比べものにならない量産スピードでゲーム筐体を出荷することができるようになりました。

両社の関係は「ブロック崩し」ブームに次ぐ『スペースインベーダー』とそのフォロワーの一大ブームまで続きます。が、加熱したブームにアイレムは過剰な投資を行い、急激に波が去った後には大きな負債を背負うことに。そのため、80年には提携していたナナオの傘下に入ることとなったのです。

その後、ナナオ/アイレムは94年にゲーム事業から一時撤退。97年にナナオがゲーム事業を復活させた際に、当時の「アイレム」社から開発部門とゲーム関係の版権を「アイレムソフトウェアエンジニアリング」社へと譲渡し、今に至ります(旧「アイレム」社は現在は「株式会社アピエス」に社名変更、ナナオグループから離れています)。

というわけで、商品説明の写真一枚にも歴史あり、スペランカー先生にも歴史あり、いや元をただせば『スペランカー』は...とえんえん長い話になりそうですが、まあそんなことはともかく。そうそう、ゲームに向いた液晶モニタ探しには、「液晶モニタ de 次世代ゲーム機」「XBOX360パソコンモニタまとめ@Wiki」などのまとめサイトが役に立つかもしれませんのでどうぞ。

 
[FlexScan EV2334W-T 製品紹介ページ]

(マコ小林)

 

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B001TDLT66
iiyama 23.6インチワイド液晶ディスプレイ PLB2409HDSシリーズ


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関連タグ : スぺランカー

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