『モダン・ウォーフェア2』のあれこれをスクエニに聞いてみた(後編)

掲載日時:2009.12.08 12:00  

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by  金本太郎

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前編に引き続き、『モダン・ウォーフェア2』メールインタビューをお届けします。

後編ではマーケティングに関する疑問をまとめました。スクウェア・エニックスはなぜ『モダン・ウォーフェア2』のローカライズに乗り出したのか、どういうユーザーをターゲットとしているのか、『FF XIIIと発売日が近いけどいいの? といった疑問をぶつけてます。
 

 
―スクウェア・エニックスさんといえば、大型RPGタイトルを筆頭とする国産ソフトの雄というイメージがあります。それが、どのような流れで『モダン・ウォーフェア2』のローカライズを手がけることになったのでしょうか?

1つの理由はゲームソフト事業における世界戦略です。昨今までは日本で開発したものを海外でも販売するという海外展開に重きをおいてきまいたが、今後は当社も国境というものを意識せず、世界を舞台に魅力ある商品を開発し、それを世界中で販売したいと考えています。グループ企業であるアイドスのタイトルはもちろん、UBIソフトのタイトルの国内販売を手がけているのもその一環です。

また、最近の海外タイトルが日本市場にマッチしてきたというのもあります。

以前までは「洋ゲー=わかりづらい、むずかしい」という印象が強かったと思います。実際にも北米でミリオンセラーになるタイトルも、国内で苦戦を強いられるケースが多々ありました。

それが、特に海外の大ヒットタイトルは世界観やグラフィックのテイスト、操作性にしても洗練され、日本のユーザーが手を出しやすい方向に進化してきています。その中でも『モダン・ウォーフェア』シリーズは群を抜くクオリティと操作性、初心者でも楽しめる親切な設計がなされており、是非ともこのゲームを日本のユーザーにも届けたいと思い、Activision社との契約に至りました。

―日本ではまだ『MW2』の知名度が欧米ほど高まっていないと思うのですが、どのようなマーケティング方針なのでしょうか?

マーケティングに関しては、FPSや海外タイトル未経験の方にも興味を持って頂けることをコンセプトにして進めております。

テレビCMに出演している特殊部隊の新人マイケルは、もうすぐFPS初心者からステップアップしていくオフィシャルブログを開設する予定です。日本人のコミュニティをサポートするサイトもオープンする予定です。「FPSって言葉を聞いたことはあるけど、なんだか難しそうでプレイしたことはない」という人たちに『モダン・ウォーフェア2』でFPSに目覚めてもらい、「いままで食わず嫌いだった」と思ってもらえたら最高です。

―海外では「暗視ゴーグル同梱版」など野心的なパッケージがありましたが、日本でも特殊なパッケージは計画されたのでしょうか?

『モダン・ウォーフェア2』仕様のXbox 360本体とソフトなどが同梱された『リミテッドエディション』がマイクロソフトから発売されます。「暗視ゴーグル同梱版」は残念ながらスケジュールの都合上発売が間に合いませんでした。期待されていたユーザーには申し訳なく思っております。

―発売日が『ファイナルファンタジー XIII』に近い(『MW2』の1週間後に『FF XIII』が発売される)のですが、ユーザー間の競合についてどのようにお考えでしょうか?

ゲームのジャンルや方向性が異なりますが、すべてのゲームファンをターゲットとする『ファイナルファンタジー XIII』とは、多少の競合はあるかもしれません。ただ、『FF XIII』によってプレイステーション3の販売台数が拡大し、『FF XIII』ではじめてプレイステーション3にふれるお客様が、ゲームをクリアしたあと、次に何を遊ぶかを迷ったとき、『モダン・ウォーフェア2』を手にとってくれる方が増えてくれるとありがたいです。

―セールス目標(売上本数)はどのくらいを設定されているのでしょうか?

販売目標は、具体的な数字で申し上げるのが難しいですが、現行機の海外タイトルの中でNo.1は目指したいと考えています。

―ちょっと日本語版とは関係ないお話かもしれないのですが。『MW2』PC版にはアクティベーションによる規制が設けられており、現状、輸入版を購入してもプレイできない状況です。この件について、スクウェア・エニックスさんからのコメントはありますでしょうか?

PC輸入版に関して様々な憶測がネットを飛び交っているようです。輸入版とは、「Activisionの商品を、輸入代理店などを通じて販売されたもの」だと考えます。その商品の仕様や流通に関して、当社は一切関与しておりませんし、情報を知り得る立場にもありませんので、コメントのしようがありません

当社が12月23日にPC版を販売するので、輸入盤を阻止する措置をとったのではないかという憶測がささやかれているようですが、そのようなことは一切出来る立場でもございませんし、関与しておりません。我々が事前に輸入版を狙いうちにするような措置を講じたような事実はありません。

―今後の展開についてお伺いします。今後は『MW2』のほかにも、『バットマン・アーカムアサイラム』の日本語化が発表されていますが、『JUSTCAUSE2/ジャストコーズ2』(スクエニグルーブのエイドスが開発中)や、『ケイン&リンチ ドッグデイズ』(欧州でスクウェア・エニックスが展開。前作の日本語版はスパイクが販売)が日本でリリースされる可能性はあるのでしょうか?

これからの当社発表を楽しみにしていて下さい。

以上、メールインタビューをお届けしました。お答えいただけたプロデューサーさま、ありがとうございました!

 
このほかにも、スクウェア・エニックスにおける『MW2』の位置づけや、国内外のリリース時期のギャップ解消、今後の『CoD』シリーズの展開なども質問してみたのですが、「そこまで先の話をするのは時期尚早でしょう」とのお答え。

今はそれよりも『モダン・ウォーフェア2』を楽しんでいただけるよう全力を尽くします。オンラインでお会いしましょう。

とのことです。

 
最後に、後編のインタビューにあたっては@tsukinowakumaxさん、@tkns_さん、@hinanonさん、@m24303150さんより、twitterでいただいたご意見を参考にしました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました!

 
(金本太郎)

 

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コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2


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コールオブデューティー モダン・ウォーフェア2


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関連タグ : CALL OF DUTY , スクウェア・エニックス

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コメント(1)

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    007での吹き替え悪評は■に届く程じゃなかったのかな
    MW2では比べ物にならない位意見が寄せられるだろうから
    今後の改善に期待したいけど・・・

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