素朴なギモン:Natalは大作ゲームに使えなくなっちゃうの?
掲載日時:2010.01.12 16:00
大作って、ほら、Xbox360の性能をフル活用してそうなゲームたちのことですよ。
ラスベガスで開催中の家電展示会CESで、今年のクリスマスシーズンの発売が発表されたProject Natal。先にお伝えした記事では、Xbox 360本体のCPUリソースの10~15%がNatalの処理に使用されるというのが開発者の話でした。ところが米Kotakuには、実際は33%のリソースが必要という情報が入っているようです。
処理能力の実に三分の一がNatalの操作に費やされてしまうとなると、単純に考えて、ゲームそのものはこれまでの三分の二のパワーで動かさなければならないことに。技術クオリティの高いゲームであればあるほど、Natalを使うのが難しくなるのでは?
Project Natalの開発に詳しいソースから米Kotakuが得た情報によると、本体CPUの三つのコアのうち、Natalが一つのコアの馬力をフルに使い切ることはないけれど、人の動作が画面に反映されるまでの処理時間を短縮するためには、やはりまるまる一つのコアをNatal専用として使う必要があるそうです。
となると、やはり先ほどの不安は的中? 情報ソースの人物はそこまで心配する必要はないと言い、Natalの処理を差し引いても、『Forza Motorsport 3』のような質の高いグラフィックを維持することは可能だとしています。た・だ・し、AIやサウンド、物理シミュレーションなどの点で若干の妥協が必要かもしれないそうです。うーん、その若干がどの程度なのかが気になりますね。
NatalのXbox本体CPUに対する負担が注目される理由はただ一つ。昨年E3の資料ではNatalに内蔵されることになっていた専用プロセッサについての記述が、今回のCESの資料では見事に削除されているからです。噂どおり、コスト削減のためにプロセッサ搭載を取りやめたのなら、処理はすべて本体CPUに任されることになります。
業界を取り巻く不安の声を察したマイクロソフトは、いち早くコメントを発表。Natalの性能については近い将来、詳細に説明するとしながら、力いっぱい噂を否定しています。
Project Natalが特別なのは、それを支えるソフトウェアがあるからです。今の時点でこれ以上の詳細を明かすことはできませんが、Project NatalがXbox360のCPUコア一つを独占して使う必要がない点は保証します。
専用プロセッサがない場合、本体CPUへの負担を軽減できるかは、Natalを稼動するソフトウェアにかかってきます。上の発言はつまり、「ソフトでカバーするから問題なし!」ってことでしょうか。肝心の専用プロセッサの有無については、関係者は一様にコメントを避けています。
Project Natalが画期的な商品となることは間違いないと太鼓判を押すマイクロソフト。その仕様や対応ゲームについては、今年いっぱい話題になりそうです。
Stephen Totilo(原文/さんみやゆうな)

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掲載日時:2010.01.12 16:00
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