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「ザ・テレビゲーム展~その発展を支えたイノべーション~」レポート

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歴代ゲーム機の名前いくつ言えるかな?

北九州イノベーションギャラリーにて2010年3月14日(日)まで開催されている企画展「ザ・テレビゲーム展~その発展を支えたイノべーション~」に行ってきました。

 
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展示内容は9つのエリアに分けられ、家庭用テレビゲーム機の元祖「オデッセイ」から最新機種の「Wii」まで約80台のテレビゲーム機を中心に、コンピューターの誕生から多様化してゆくテレビゲームの発展過程を順に閲覧できるように展示されていました。

では、早速エリア別にレポートしていきましょう。
 

 
1.コンピュータから世界初のビデオゲーム
100111_tvgamegallery03.jpg世界初のコンピュータ「ENIAC」の一部である真空管から展示は始まります。続いて1958年に米ルックヘブン国立研究所で、世界初の開発・研究者以外の一般に公開されたビデオゲーム「Tennis for Two」のレプリカを展示。レプリカとはいえ、オシロスコープにゲームのデモ画面が映し出され、当時の雰囲気を感じることができます。

 
2.世界初のアーケードゲームから家庭用ゲーム機へ
100111_tvgamegallery04.jpg次のエリアでは、商用のビデオゲームとして世界初となる「コンピュータースペース」、世界初の家庭用ゲーム機である「オデッセイ」とその試作機である「ブラウンボックス」(レプリカ)が見られます。展示されていた「コンピュータースペース」は、筐体のコンディションが良いときは実際に動くデモ画面が見られます。

 
3.家庭用ゲーム機の登場
100111_tvgamegallery05.jpg第3のエリアでは、70年代後半に登場した家庭用テレビゲーム機の展示となります。エポック社が1975年に発売した日本初のテレビゲーム機「テレビテニス」を筆頭に、現在世界の家庭用テレビゲーム業界を牽引する任天堂が1977年に発売した「任天堂テレビゲーム15」、全世界で1500万台を販売したATARIのモンスターマシーン「ATARI 2600」、レアなところでは1977年発売、正和の「ビデオアタック」などが展示されていました。

このエリアでは壁に「テレビゲーム年表」も掲示され、コンピューター・テレビゲームの歴史と社会的な出来事を時系列で見られました。「今遊んでいるマリオの一番最初はこんな昔なんだぞ!」と子供に年表を示す父親の姿も見られました。

 
4.日本から世界に羽ばたいたアーケードゲーム & 5.ゲーム映像の進化
100111_tvgamegallery07.jpg日本発のコンテンツで世界中に浸透した『スペースインベーダー』、『パックマン』のグッズやラフスケッチなど関連資料が見られるこのエリア。日本ではなじみが薄いのですが、アメリカで人気を博した『ミズ・パックマン』の筐体なども展示されていました。ゲーム映像の進化では、セガの人気格闘ゲーム『バーチャファイター』の開発中から最新版である5までのデモを編集した映像が壁面にプロジェクターで投影されていました。

 
6.懐かしの家庭用ゲーム機 & 7.携帯用ゲーム機の発展
このエリアでは「ファミリーコンピュータ」から「Xbox」までの家庭用ゲーム機や「ゲーム&ウォッチ」から「ニンテンドーDSi」までの携帯ゲーム機がずらりと展示されていました。20年という期間で変化していくハードの大きさやコントローラーがひと目で分かる展示となっていました。

 
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8.年齢の幅を超え多様化するゲーム
100111_tvgamegallery16.jpg「Xbox 360」「PS3」「Wii」の現行テレビゲーム機本体や、「甲虫王者ムシキング」がアーケードゲームの大会開催数世界一としてギネスブックに認定された事を証する盾に加えプレイアブルで、セガのアーケードカードゲーム機「歴史大戦ゲッテンカ」を展示。年齢、性別を超え楽しまれる存在となった、テレビゲームの今を映し出していました。

 
9.これからのゲーム
最後のエリアでは、IAMAS(情報科学芸術大学院大学・岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)で行われている「ガングプロジェクト」の制作風景ビデオや、インタラクティブ玩具の「いちゃいちゃ!ゆびずもう」などが展示されていました。モニタを利用しないゲームへのアプローチとして、非常に興味深い内容だっただけに、実際に遊べるかたちで展示されていなかったのが残念でした。

 
100111_tvgamegallery15.jpg北九州イノベーションギャラリーの中山雅代さんはこの企画展について「テレビゲームのハードやソフトの技術的なところの掘り下げというより、「(ゲーム機も)昔はこんなのだったよね」というものを、目で見ながら分かってもらえたらと思って開催しました」と語ってくれました。来場者はカップルや30~40台の父親と子供が多いそうです。

これだけのテレビゲームに関する歴史的展示物を一堂に見られる機会というのは滅多にないので、近隣のゲームファンはもちろん、北九州・福岡方面を訪れる予定がある方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 
ザ・テレビゲーム展~その発展を支えたイノべーション~ [北九州イノベーションギャラリー]

(神尾武司)

 

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