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ニール太平ニール太平  -   08:00 PM

『MGS PW』がファミ通レビューで満点獲得...評価の公平性は?

『MGS PW』がファミ通レビューで満点獲得...評価の公平性は?

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ゲームのほうは良いとしても雑誌としての立場はどうなの?

来週発売予定の『メタルギア ソリッド ピースウォーカー』がファミ通クロスレビューで満点の40点を獲得したようです。

デモなどをプレイした感想から言うと『ピースウォーカー』が素晴らしいタイトルである事は間違いないです。しかしファミ通と『PW』周辺の事情を考えると、今回の評価によってファミ通のレビューは客観性のない、信用できないものであるという事実があらわになりました。
 

 
「ファミ通のレビューなんてもともと信用してない」という方も多いでしょう。雑誌そのものが半ば広告と化していることで、レビューの公平性を疑問視する声は以前からありました。しかし同時にファミ通がゲーム系の出版物で日本一だというのも事実です。発売元が自社のゲームをより多くの方に見てもらいたいと考えるのはビジネスとしてごく自然な流れと言えます。

しかしファミ通の『MGS PW』の扱い方は超えてはいけない一線を越えました。これ以降ファミ通が公平なレビューを掲載しているという建前が通じる事はないでしょう。

 
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ファミ通がクロスレビュー満点をあたえるのは今回を含め14回目。ファミ通や得点制のレビューがどうであれ、40点獲得というのは日本のゲーム業界で大きな意味を持ちます。ゲームのセールスなどにも影響するのは間違いありません。しかし、レビューをしている出版物自体がゲームに介入している場合はどうでしょう?

上記の画像にもあるように、コラボの一環としてファミ通そのものが『ピースウォーカー』のゲーム内に登場します。が、これだけではありません...。

 
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元ファミ通編集長、そして現在は出版元であるエンターブレインの社長である浜村弘一氏。

浜村社長もコナミが展開する『ピースウォーカー』キャンペーンの広告塔として顔を出しています。ファミ通に掲載された見開き広告のほか、キャンペーンサイトにも登場しています。この「ハマルギアソリッド」はカジュアルなゲーマーをターゲットにした造りのサイトですが、一般への認知度を考えると浜村社長を起用した理由も明確ではありません。

確かに浜村社長は日本のゲーム業界では知られた人物ですが、彼の会社が出版している雑誌が『MGS PW』のレビューをしているのです―そして得点は満点。ファミ通がこのような行動に出るのならレビュー内に注釈か何かがあるべきですが、そのようなものは一切見当たりません。代わりに「今週はコレを買え」で特集しています。

現時点までにデモなどをプレイした感じだと、『ピースウォーカー』は素晴らしいPSPタイトルです。生みの親である小島監督も『PW』製作にとてつもないエネルギーを注いできたことを繰り返し強調してきました。

これほどまでの力作がこのような形で信用を失いかねない事態は残念です。実際のゲームがいくらよくても、レビューが買収されたものであると捉えられても無理がありません。ゲームそのものだけで名作となるであろう作品が不必要に汚されています。

『ピースウォーカー』はこの程度ではないはずです。小島監督もこの程度ではありません。しかしファミ通は...。

 
Brian Ashcraft(原文/ニール太平)

 

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