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E3直前企画:2009年のマイクロソフトを勝手に採点! 結果は中々のデキでした
遂に今年もやってきますよ、E3!
各社からの新作発表、新ハードの初披露など、とにかくビッグでラージなイベントです。そのデカさに負けないほど、皆さんの期待も大きい! それに応えるゲーム会社の誇大広告もハンパない時があります。
そんな期待ばかり持たせないで、ちょっとは冷静になってみましょう。 昨年のE3のマイクロソフトプレスイベントで何が発表され、どの様な事が実現したのか、あるいはしていないのか。それを確かめるため、米Kotakuのトティーロ記者がプレスカンファレンスの動画を振り返り、徹底的に調べました。
さあ、約束は実現したのでしょうか? 続きでご覧あれ~。
ビートルズがやってくる:マイクロソフトのイベントは『Beatles Rock Band』で幕を開けました。デベロッパー、Harmonixのアレックス・リゴプロス社長がまず最初にトークをして、その後パブリッシャーであるMTV Networksのヴァン・トッフラー社長がタイトルの発売日を約束。2009年9月9日だと。デビュートレイラーではゲーム内の10曲が発表。リゴプロスさんは他にもフルアルバムがダウンロード配信でリリースされると言い、「『アビーロード』は全曲含みローンチ直後に出る」とと約束。そして最後に、あの名曲「All You Need Is Love」はXbox Liveで独占リリースになると言い残しました。
結果:ほとんど間違いはなかったです。予定通り(?)『Beatles Rock Band』はドリームキャストの10周年記念と共に発売されました。「アビーロード」は10月20日にリリースされ、米Kotakuの見解としては「ローンチ直後」ですね。12月半ばまでにはあと2枚のアルバムが配信。
しかし独占とはマジだったのか? 「All You Need Is Love」はXbox 360でチャリティーと同時に出た後、結局WiiとPlayStation 3にて数ヵ月後リリースとなりました。(カンファレンスでは元Xboxのジョン・シャペルト副社長も「All You Need Is Love」はXbox独占リリースだと発言しました。は~い、はい。)
見たことのないもの:マイクロソフトのジョン・シャペルト副社長は(EAに移る前の彼の最後の記者会見で)今年のE3は「伝えるのではなく、見せる年」と発言。「図表、グラフ、売り上げ、装着率なんてものは見せない」と言いました。その代わり、今までに見たことのない10タイトルのワールドプレミア、そして新しい友達との繋がり方と「革命的な皆の新しい体験」を約束。
結果:マイクロソフトは実際に図表やグラフを控えめにし、ワールドプレミアの10タイトルは以下の通り。
- 『Tony Hawk Ride』(これは昨年の12月から少しずつリークされてましたけど。)
- 『モダンウォーフェア2』(3月のゲームデベロッパーチョイスアワードにてコンセプトトレイラーは発表されましたね。)
- 『ファイナルファンタジーXIII』(Xbox 360でゲームプレイを見せてくれたのは初めてでしたね。)
- 『Shadow Complex』(新作!)
- 『Joy Ride』(新作!)
- 『ライオットアクト2』(新作!)
- 『Left 4 Dead 2』(新作!)
- 『スプリンターセル:コンヴィクション』(前にも見たことはあるんですが、デザインのリニューアルはここで初めて。)
- 『フォルツァ・モータースポーツ3』(新作!)
- 『Halo Reach』(新作!)
一緒に乗ってく? :プロスケーターのトニー・ホークさん自身が『Tony Hawk Ride』のスケボーコントローラを披露してくれました。誰でも色々なトリックをこなせる事を約束し、こんな誇大広告も。「難易度も色々用意されていて、体を使う新しい形のソーシャルゲーミングを約束する。スキルレベルを問わず、リビングルームの中で誰でもタイムやトリックチャレンジをバトってスケート王を目指せる。」
結果:実際にゲームは予定通り発売。そしてトニー・ホークさんが言う通りちゃんと動きました。しかし、過去の『トニー・ホーク』シリーズに比べて売り上げはイマイチな上、評判は酷いものでした。
『シャドー・コンプレックス』:ビル・ゲイツ氏のアノ顔写真のTシャツを着て派手に登場したEpic Gamesのクリフ・ブレジンスキーさん。『Shadow Complex』には120個以上のシークレットアイテムと10時間を超えるキャンペーンが用意されている、そしてリプレイ可能なゲームだと伝えてくれました。夏には配信されるとも約束。結果: 殆ど間違い無し。ユーザー全員が10時間も必要とは限らなかったですが、夏にはホントに配信され、リプレイ要素満載、そして112個のシークレットアイテムが隠されていました。(これには15個のメインアイテムとツールは数えられていないので、ここはクリフさんの勝ちとしておきましょう。
「Ride」の呪い? :新しいXbox Liveのアバター対応ソフト、『Joy Ride』がトレイラーでデビュー。ダウンロード無料、プレイも無料、そして冬には出るとの事でした。結果: これに関しては少し心配ですね。冬に配信されなかった上、Xbox.comの情報ページは現在エラー中です。どうした事やら。
『スプセル』がついに:Ubisoftのクリエイティブディレクター、マックス・べローンさんは『スプリンターセル:コンビクション』はXbox 360独占タイトルとして2009年秋に発売されると宣言。結果: 昨年の秋を通り越し、2010年の冬に発売され、Xbox 360以外にPCでもリリースされましたね。
『GT5』の名を出さずに『GT5』に言及:『フォルツァ モータースポーツ 3』は10月に発売。そして「今世代のレースゲームを定義する」とシャペルトさんは発表しました。もう一つの「あのレースゲーム」を連想させるこのフレーズは本作のディレクター、ダン・グリーンウォルトさんに9回も繰り返され、400台以上の車を含むゲームになるとの事でした。結果: 『フォルツァ3』は予定通り発売され、400台以上の車でプレイが可能。しかし、本当に「今世代のレースゲームを定義させる」ものなのでしょうか? 『フォルツァ』の開発者さん達が地位を競っていた『グランツーリスモ5』は未だにリリースされてないんですよね~。
Facebook:Xbox Liveで配信されているウェブコメディー「ギルド」のクリエイター、フェリシア・デイさんがXbox360用の「Facebook」を案内。ゲーム内のスクリーンショットや実績を友達とシェアする新機能「Facebook コネクト」も紹介されました。デイさんによると今後の『タイガー・ウッズ』シリーズもこの機能を使うとの事。結果: FacebookはXbox 360でちゃんとリリースされました。スクリーンショットの共有機能は良さげだったんですが、実用性は特にありませんでした。これを使うソフト本当にあれば、僕に教えて下さい。
!:小島秀夫監督が遂にステージに立ち、「次のメジャーリリース、『メタルギアソリッド:ライジング』は只今Xbox 360で開発中」と発表。その後、クールな雷電をフィーチャーしたトレイラーを披露しました。
結果:『MGS:ライジング』がXbox 360独占タイトルなのかは混乱の元でした。実際によく考えると小島監督はそんな事を発言していません。それ以上に混乱するのが、マイクロソフトのプレスイベントで「次のメジャーリリース」との発表後、翌日ソニーのイベントではPSPタイトル『MGS:ピースウォーカー』を披露した事です。後になって小島監督は、『ピースウォーカー』こそ『メタルギアソリッド4』の真の続編とおっしゃっています。という訳で、『ライジング』は興味深い新作なのですが、正確には「次の」ビッグタイトルではなかった。Xboxファン達よ、ゴメンね。
あなたがコントローラーに:モーションセンサー内蔵のカメラ・Project Natalがやっとお目見え。「アナタがコントローラー」だと、様々な使い道を紹介するトレイラーが流れました。格闘ゲームを体で操るティーン、空想のハンドルを動かしてレースに挑む女の子、ゴジラの様な怪獣になりきって都会を破壊する少年、サッカーを楽しむ母と娘、自分のスケボーをスキャンしてゲーム内で滑る男の子(キャッチでは「自分のギアも使える」と)。
他にも用途は様々で、ビデオチャットで今夜のパーティーに着て行くドレスを試してみるコや、生の声を認識する家族向けクイズゲーム、そしてNatalのインターフェイスを使い映画を選ぶ夫婦などビックリするほどの場面を見せてくれました。
結果: ここまで期待を膨らませてOKなんですか!? マイクロソフトの、ドン・マトリック副社長よると、「今お見せしたのはナタルが可能にしてくれる素晴らしい体験のビジョンの一部でしかない。」とのこと。
スピルバーグのゲーム!?:時にはゲーム・デベロッパーでもあるあのスティーブン・スピルバーグ監督さんをステージに呼んで、コントローラー・フリーの良さを語ってもらいました。スピルバーグ監督は60%の家庭がゲームコンソールを所持していない事を悲しく思い、コントローラーに対する恐れをなくす事が出来たら、状況は良くなるのではないかと話しました。マトリック副社長が監督に今後のゲームプロジェクトに関して問いかけると「良いものを考えているよ。」とヒント的な返事を返し、ステージを去っていきました。
結果: スピルバーグ監督が手掛けるNatalゲームですって? それは初耳ですね。しかし『Boom Bloxx』をWiiで制作された経験もある事ですし、可能性としてはあります。
Natalのデモ:Project Natalのクリエイティブディレクター、クドウ・ツノダさんがいくつかのプロトタイプを紹介してくれました。ナタルのセンサーの前に立つと、顔を認識して、Xboxのプロフィールをロード、次に自分と同じ様に動くアバターを披露。靴の裏まで見える! そして、ダッシュボードを手の動きで操る事も可能。
その後、ツノダさんは『ブロック崩し』に似たゲーム、『Ricochet』をデモ。Natalは全身を認識するモーションキャプチャが可能と主張しました。
そして次に『ペイントパーティー』。こちらは印象的な技術デモで、参加者がバーチャルキャンバスに仮想の絵具を放り投げるように塗り付けるモノ。ボイスコマンドで色も変えられるとの事でした。他のゲーム機では不可能な体験をナタルでは味わえるとツノダさんは断言されました。
結果: ステージ上ではすんなりと上手くいくのですが、まだ発売されていないので、E3以降で技術が変わっている可能性もあります。解らないところがいっぱいですね。
マイロ君:『フェイブル』シリーズでお馴染みのピーター・モリニューさんが、Natalを通してXbox 360ユーザーと相互作用する仮想少年『Project Milo』を紹介。モリニューさんによると、マイロ君は話しかけている女性の感情を声で感じ取れるそうです。それ以外にも、会話をしているデモンストレーターのクレアさんが紙に絵を描いてナタルのセンサーに向けると、マイロ君はそれを手に取る事だって可能のようです!結果: 僕を含む何人かは実際にマイロを体験することができたんですが、映像で観せる殆どの内容は可能でした。
最終判定: 中々のデキでしたね、マイクロソフトさん。しかし、ナタルの方はと言うと...。本当にあんな事出来ちゃうんですか?ソフトのリリース予定日に関しては結構当たりがありましたけど、『メタルギア』とか『ナタル』の方は、う~ん...。しかしダッシュボードの新機能はちゃんと配信されましたね。全体的に見てマイクロソフトさんの成績はBです。
Stephen Totilo(原文/サチ・コクスン)

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