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E3直前企画:任天堂の2009年を勝手に採点! 結果はよくやりました

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2010年度のE3が目前に迫ってきました。

今年は『ゼルダ』の新作だとか、このニンテンドーDSの新型などが噂されている任天堂。ですがまずは昨年度のE3からの1年間を振り返ってみましょう。米Kotakuのトティーロ記者がまとめてくれました。

2009年度のE3にて、世界最高峰のゲーム会社である任天堂は今年に向けていくつかの素敵な約束をしてくれました。さて、その中のいくつが実現したのでしょうか? そして果たされなかったものはあるのでしょうか? まずは基本的なポイントをおさらいしてみましょう。

  1. 発表した発売日にとにかく忠実
  2. モーションコントローラーの正確性への疑問
  3. Wiiバイタリティセンサーについては様子見
 

 

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クリスマスに『マリオ』:任天堂のセールスマーケティング責任者カミィ・ダナウェイ氏は、『NewスーパーマリオブラザーズWii』の発売を明らかにしました。彼女によると、任天堂は4D作品はまだ作れないが、4人プレイにはかなりこだわったそうです。そして発売は2009年の年末であり、「宮本茂さんの新作は、人々に熱狂を与える傑作になるだろう」と付け加えました。

判定:合格!

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マリオの気持ちが分かる:続けてダナウェイ氏は『Wii Fit Plus』を発表しました。これは「Wii Fit」のワークアウト要素を高めた新作で、ある障害物レースを含めた新たなミニゲームが追加されるとの事。彼女によれば、「プレイヤーはこのゲームで初めて、マリオになって走る気持ちが分かる」そうです。発売日は2009年秋とされました。

判定:発売日に関しては合格ですが、「マリオの気持ちがわかる」とゆう点は微妙です。それほど大げさなプレイ感覚ではないです。

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Natalはさておき:米任天堂のレジー・フィサメイ社長が取って代わり、Wiiリモコンの周辺機器である、「Wiiモーションプラス」を6月後半に発売すると発表しました。ほんの前日にMicrosoftがNatalを発表し会場を沸かせたばかりではありましたが、レジー社長は新たなゲームコントロール方法を力説しました。

「Wiiモーションプラスが生み出すのは新たなリアリズムです。ゲームをより視覚的にリアルにするのではなく、プレイ感覚をよりリアルにするのです」

判定:皆さんが『Wii スポーツリゾート』をプレイしてみて、どれ程のリアリズムを感じるかは保証できませんが(個人的にはアーチェリーが気に入りました)、少なくともチャンバラは完ぺきなトラッキングではありませんでした。操作の雰囲気を簡略化しすぎるトレーラーに問題があります。レジー社長も認めていました、「ビデオではいくらでも良く見せる事が出来る」って。でもそれを証明するのにプレイしたのは、なぜかバスケットボールでした。ちなみに勝ってましたけどね。

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最高のモーションコントローラー?:『Wiiスポーツリゾート』のスカイダイビングのデモに入る直前に、米任天堂のビル・トライネン氏はWiiモーションプラスの素晴らしさについて、以下のように力説しました。

「WiiモーションプラスはWiiリモコンの位置を検知し、プレイヤーが構える角度も検知します。プレイヤーがどこにどのようにコントローラーを動かしたかを全て見抜き、ゲームに反映します。つまり、Wiiモーションプラスがあればより正確な操作が可能なわけです」

判定:『Wiiスポーツリゾート』や『タイガー・ ウッズPGA TOUR 10』、『レッドスティール2』のプレイヤーなら、誰でも「Wiiモーションプラス」がもたらすWiiリモコンの正確性を実感する事ができるでしょう。ただ問題として、コントローラーを動かさずにいると「Wiiモーションプラス」は自分の位置を見失ってしまいます。確かに操作性の改善はみられるのですが、プレゼンでの内容ほど完璧ではないんですよね。Wiiリモコンから考えると、大きく進歩はしたんですが。

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え、画面分割じゃないの?:プレゼンにて、トライネン氏とレジー社長は『Wiiスポーツリゾート』のバスケットボールでシュート対決をしてみせました。そしてこのゲームが2月26日に発売すると明かされました。

判定:これにはダマされましたよ。注意深く観察するか、その後発売された実際のゲームをプレイすれば分かるのですが、バスケットボールには画面分割モードが無かったんです。プレゼンではそれぞれがプレイしているゲームをシステムリンクで繋ぐか、もしくはプレゼン用に画面分割モードを用意していたんでしょうね。もちろん実際の製品版では不可能で、プレイヤーが交互にシュートを打つようになっています。ちなみに発売日にウソはありませんでした。

モーションプラス対応ソフト:レジー社長は、『Vertual Tennis 2009』、『レッドスティール2』と同様に、EAの新作ゴルフゲームとテニスゲームが「Wiiモーションプラス」に対応する事を約束し、『レッドスティール2』に関しては「Wiiモーションプラス」専用ソフトになると述べました。これは確かに強調すべき点でした。プレゼンの目玉としてはあまりにも対応ソフトが少なすぎたので。

判定:合格!

任天堂のお友達:レジー社長は2009年における他企業との提携を強調し、『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル:クリスタルベアラー』を発表しました。さらに、『キングダムハーツ』シリーズの新作が9月29日にDSで発売される事を明かしました。

判定:前年に比べて、2009年度に他企業との連携が強まったかどうかは定かでありませんが、『Dead Space:Extraction』、『Call of Duty: Modern Warfare Reflex Edition』、『Just Dance』、『Mario and Sonic at the Winter Olympic Games』などのタイトルを見る限り、2009年は他社製Wiiゲームが多く発売されたのは確かです。『キングダムハーツ』は予定通りに発売されました。

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またもや発売日に関して:レジー社長は『マリオ&ルイージRPG3!!!』を北米、ヨーロッパにおいて2009年秋に発売すると約束しました。

判定:合格!

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ほんとに?2010年には『黄金の太陽DS』を発売するとレジー社長は発表しました。

判定:1年がたちましたが、全く情報がはいってきません。ま、2010年もまだ6ヶ月もありますし、まだ未発売のものが6つありますからここは様子を見ましょう。

こっちを紹介すればいいのに:ダナウェイ氏はDSソフトの多様性を強調するため、以下の2つのタイトルを発表しました。

  1. Women's Murder Club: Games of Passion』:ジェイムズ・パタースンの小説を元にしたTHQの新作で、カジュアルゲーマーから、彼の熱心な読者までを虜にするインタラクティブな物語です。10月13日発売予定。
  2. C.O.P. The Recruit』:そのきらびやかで、より大きなオープンワールドのゲームはすぐにファンを魅了するでしょう。
  3. Style Savvy

判定:女性ファッションに特化したゲームに興味があるのなら、『Style Savvy』はとても良いタイトルに感じられました。しかし他の2つはどうでしょうか。予定通り発売はされましたが、ゲームの出来はまた別の話です。『Scribblenauts』の方を紹介すべきだったのでは?

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描こう!:ダナウェイ氏は続けて、DSi用のフリーのスケッチブックアニメーションアプリである『Flipnote Studio』を発表しました。2009年夏からダウンロード出来るようになるとの事。

判定:合格!

ユーザー発のコンテンツ:ダナウェイ氏は『マリオvs.ドンキーコング』が6月8日に発売されるとしました。これはプレイヤーが自由にステージを作る事ができるDSiのタイトルですが、さらにいくつかのUGCゲームの発表を控えている事を明かしました。

判定:任天堂がDSでのUGCゲームの開発に力をいれている事を考えると、この発表は今回のプレゼンの中でも最も控えめな物の1つでした。次の年には、『Picross 3D』、『WarioWare D.I.Y.』、『Excitebike: World Rally』等、この手の良タイトルがいくつも発売されました。そしてもちろん6月8日の発売日は約束通りでした。

 
ゲームに対する全く新たな解釈:任天堂の岩田聡社長から「Wiiバイタリティセンサー」の発表がなされました。これは人の脈拍を計る機器で、「人の体中の情報」を読み取る物だとされました。岩田社長は、「このWiiバイタリティセンサー使えば深いリラクゼーションを得る事ができるでしょう。このストレス社会の中で、ゲームを通してリラックスできるようになるかもしれません」と語りました。岩田社長が夢見るのは、ゲームが単に楽しみのためだけではなく、リラクゼーションのため、そして睡眠を助けるために使われる世界です。

判定:「Wiiバイタリティセンサー」は多くの場合嘲笑の的となっていますが、実際誰も現物を知らないわけです。ソフトによっては化けるかもしれません。1年経った今、特に動きはありませんが、今月の2010年度E3にて発表されるようです。

 
もう完成してたの?:今回のプレゼンで、マリオ主演作として4番目に紹介されたのは『スーパーマリオギャラクシー2』でした。ダナウェイ氏は任天堂のゲーム機で3Dのマリオシリーズが2作連続で作られたのは史上初の事だと強調しました。この場でトレイラーも公開されました。

判定:この時公開されたトレイラーでは、様々なステージの一部が公開され、それら全てが洗練されて見えました。まだ発売まで11ヶ月あったのですが、まさかもう完成してたんでしょうか? 素晴らしい

 
ハードエッジ:レジー社長はネットもチェックしてるみたいです。彼は普段任天堂が出さないようなゲームをプレイヤー達が求めているのを知っていて、2009年末までにその手のタイトルを3本発売するとしました。『The Conduit』、『Resident Evil: The Darkside Chronicles』、そして『Dead Space:Extraction』です。

判定:これらは約束通りWiiで(Wii独占で)発売されました。

 
メトロイドが帰ってきた:Team Ninjaと任天堂による『メトロイド』シリーズの新作、『Metroid: Other M』が発表されました。発売予定は2010年との事。レジー社長は、「メトロイドシリーズをまだ誰も経験した事のないゲームにする歴史的なコラボレーションです。このゲームはあなたをサムスの物語、そしてメトロイドの銀河のより深みへといざないます」と今作を表現しました。

判定:今作はきっと良い物になると思います。予定では今月の後半にも発売されるはずでしたが、8月下旬へと延期されてしまいました。基本的に任天堂が発売を延期する作品はかなりの良作が多いので、ここは様子見です。

最終判定:約束を守るという点では、任天堂はよくやりました。発売予定日には忠実ですし、「Wiiバイタリティセンサー」に関してもブレていません。減点をつけるとすれば、「Wiiモーションセンサー」の正確性に対するちょっとした誇大広告でしょうか。この拡張が任天堂としても他ゲーム企業にとっても大事だったわけですから。任天堂さん、昨年度の成績はAマイナスです。

 
Stephen Totilo(原文/上原理)

 

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