最新記事一覧
最新レビュー一覧

開発キットから見えてきた、PS Moveの可能性とは?

100623_move1.jpg

 
コレらのデモは基本のキ。この体験談は、おベンキョーになります。

PlayStation Move真のポテンシャルを理解するには、ゲーム開発に使われているキットを見ることがカギにつながるんだ...と、Moveの研究開発マネージャーであるリチャード・マークス博士が、期待を抱くワタシ達にツールを紹介してくれました。

このモーション・コントローラーができることに関しては、ザックリと表面的にしか理解していなかったのですが、E3 2010でのマークス博士のプレゼンでようやく具体的なことが見えてきました。

マークス博士は、最初の30分間を使って開発キットからの技術デモを紹介していたんですが、このちっこいシンプルなツールが可能性のトビラを大きく開け放つものだったのです。

さて、そのデモの内容とは...以下でみていきましょう。米Kotakuのマイク・フェイヒー記者からの報告です。
 

 

100623_move2.jpg

(※多分これは起動中の画面)

 
まずは、シンプルなシューティング・デモのツールです。照準を合わせると、スクリーン上に点が現れます。あとはMoveを動かし、マトに照準を合わせてボタンをポチっと押すだけ。「バキューン」と見事に敵を倒せました。

ふむ、確かにちょっとばかり古いアプリケーションですけど、マークス博士によると、「これがワタシ達が提供したもので、それが『SOCOM 4』になって帰ってきた」だそうです。

 
100623_move1.jpg

 
デモのうちのいくつかは、ウソなんじゃないかと思うくらいシンプルでした。上の写真のペイントデモもその一つ。これで何ができるかと言うと、Moveのコントローラーを使ってスクリーン上に文字が書ける。これを使って、開発者はペイント機能をそのまま開発していくこともできるし、魔法をかけたり、パズルを解いたり、なんていうもっと複雑なアクションの開発もできるそうです。

ですが...そのあとに出てきたデモがスゴかったんです。

 
100623_move3.jpg

 
このフレーム・ツールを使うと、カメラで映し出されたプレイヤーの映像に合わせて骨組みが作られるんです。ボタンを押すと、スクリーン上のマークス博士の身体はフレームワークで覆われます。それだけではなく、博士が動くとそれに合わせてフレームワークも動くんです。ボタンの組み合わせで、フレームワークを大きくしたり、小さくしたり、太らせたり、痩せさせたりもできるそうです。

 
100623_move4.jpg

 
そうこうするうちにスクリーン上に壁と床が現れ、マークス博士は原始的な3Dワールドに入って行きました。その中で博士の姿はフレームワークに取って代わり、博士が動きに合わせてフレームワークも滑らかな動きを見せていました。このツールは、『The Fight: Lights Out』におけるアバターのバトルシーン・アニメーションにも使われたそうです。

 
100623_move5.jpg

 
それと同じくらいスゴイのが、このダミー・ツール。予想通り、このツールは(美術デッサンで使うような)木製のダミーを生み出すんです。マークス博士がダミーをMoveで操作しながら私たちの間を通り抜けると、ダミーも手足がぶつかってよろけるような動きをしてみせました。

このツールは開発者に対してテクノロジーがどれくらい正確に物理的な相互作用を表現できるかについてハッキリと示すもので、これを使えば剣での戦いや、『Sports Champion』のミニゲームなどにおけるアクションをもっとリアルに作れるようになるそうです。

 
100623_move6.jpg

 
スパーク・デモでは、Moveのコントローラーを2本使って、閃光の上をもう一つの閃光が弧を描く実演がされました。本当にまばゆいばかりでしたけど、これがどんなことに実際使われるのかは...正直いって想像がつきませんでした。

 
100623_move7.jpg

 
シャドウ・デモの中での、光と影の効果の実演は見物でした。これは、後で動作における三次元効果を見せるために使われたんですが、光源として動作が使われて、角度が変わると光がタコっぽいキャラクターの上を移動するというものでした。

 
100623_move8.jpg

 
レゴ的なブロックの組み立てに関しては特に取り立てて言うことはありません。あしからず!

 
100623_move9.jpg

 
たぶん今回のプレゼンで一番驚かされたツールは、おそらく彫刻ツールでしょう。まぁ、エンドユーザーが使うことになるとは思えませんけど...。

これは2本のMoveコントローラーを使って、3Dの物体を動かしたり、引き延ばしたり、切り取ったりするツールです。枝を削った時に細長い木くずが出てきたりして、きっとMoveの達人だったら、まるで生きてるみたいな複雑な形もこのツールを使って簡単に作れるようになるんじゃないかと思います。

プレゼンの最後でマークス博士と担当者たちが3Dメガネを2つほど会場のこちらに渡してきたのですが、これは今年のE3でのプレゼンの必須条件みたいで、確かにさっきの紫のタコ君はスクリーンから触手を伸ばしてきているんですけど...実はワタシたちにとって、流行りの視覚効果なんかより今まで見てきたシンプルな技術デモの方が断然ワクワク感は高かったわけです。

私がMoveのツールが動作するのを見て感じた興奮と同じものを、開発者が感じていたとしたら、この秋以降、ブっ飛ぶようなMoveのゲームがプレイできるようになるかもしれませんね。

へー、なるほど、確かにデベロッパーのアイディア次第ではスンゴいゲームがゲーマーのボクらを驚かせてくれそうです。個人的には、Moveを使って『ゴッド・オブ・ウォー』をプレイしてみたいと思いました。だってホラ、両手で巧みに操るブレイズ・オブ・エグザイルなんてMoveにパーフェクトだと思いませんか? おまけにプレステ用のソフトですし!

 
Mike Fahey(原文/岡本玄介)

 

「この記事」を読んだ人は、「以下の記事」も読んでいます

PS Moveはお値段50ドル、10月にローンチ
調査結果:ゲーマーの大多数がProject Natal、Moveの存在を知らない
宮本さん:MoveとNatalを「脅威」と感じている
コントローラーが懐中電灯に、『無限回廊2(仮)』はMove対応(ギャラリー&動画)
ソニー:Wiiで失敗したゲームをMoveで出させるようなことはしない

 

B003EELOOU
PlayStation 3(120GB) チャコール・ブラック(CECH-2100A)


remote-buy-jp2._V45733929.jpg

 

B0034KZXBO
torne(トルネ)(CECH-ZD1J)


remote-buy-jp2._V45733929.jpg

 

新着コメント
この記事へのtweet
コメントする

コメントは承認制となっております。編集部が確認および承認した後に、サイトへ反映されることになるので、多少時間がかかってしまうことがあります。
また、公序良俗に反する内容、個人や団体を誹謗中傷する内容、その他不適切と判断させていただいた内容については、否認または削除させていただく場合もございます。ご了承ください。
Only japanese available.

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL :

お問い合わせフォーム

お問い合わせフォームを表示

お知らせ
Kotakuをより楽しく

Kotaku JAPANの最新情報をお届け

Kotaku JAPAN for スマートフォン

Kotaku JAPAN RSS Feed

Kotaku JAPANのmixiページ

Kotaku JAPAN for モバイル

Kotaku JAPAN編集部
問い合わせ先
編集長
長田真 * | Twitter
副編集長
金本太郎 * | Twitter
編集部
ニール太平 * | Twitter
海外記事
上原理 | Twitter
abcxyz | URL | Twitter
岡本玄介 | URLTwitter
サチ・コクスン | twitter
さんみやゆうな | Twitter
中川真知子 | Twitter
ライター
浅川義人
伊藤ハワイアン耕平
うえだまさおみ | URLTwitter
内田幸二 | Twitter
神尾武司 | URLTwitter
菊地正宏 | URLTwitter
KEI-CO | URLTwitter
zom
でんぱ | Twitter
hachikome
マコ小林
増田(maskin)真樹 | URLTwitter
武者良太 | URLTwitter
吉永大祐 | Twitter
コラムニスト
小太郎 | URLTwitter
jin115 | URL | Twitter
デザイナー
平澤 隆 *
広告営業 問い合わせ先
城口智義 *
土井孝彦 *
阿座上陽平 *
山下恵子 *
碓井真紀 *
広告進行
山本朋子 *
ディビジョンディレクター
尾田和実 * | URLTwitter
ジェネラルマネジャー
長田真 * | Twitter
パブリッシャー
今田素子 * | URLTwitter
* =[mediagene Inc.
サーバー管理
heartbeats
About Kotaku JAPAN
Kotaku JAPANについて
・世界各国のKotaku
US | AU
編集スタッフ一覧
コメントユーザー登録
記事配信中のニュースサイト
exciteニュース livedoor NEWS アメーバニュース ニコニコニュース投稿希望者のお問い合わせ

郵送の方は下記宛へ資料等をご郵送ください。

150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-21-14 渋谷TODビル 5F
株式会社メディアジーン
Kotaku JAPAN 編集部宛

広告募集! Kotaku JAPANはスポンサー様のおかげで、今日も更新できています。広告のご出稿をお考えなら、ぜひこちらをご覧ください!
媒体資料をダウンロード
広告に関するお問い合わせ
どうぞよろしくお願いします!

このページの上部へ

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...