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E3直前企画:2009年のソニーを勝手に採点! 結果はちょっと空振り多し...!?

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米Kotakuのトティーロ記者からまた成績表が届きました。なかなかの好成績を得た任天堂に続き、今回判定を下されるのはソニーさんです。

2009年度E3での数々の約束は守られたのでしょうか。ではさっそくSonyの1年を振り返ってみましょう。

今回のポイントは以下の3点です。

  1. ソニーの約束の数々はその場で聞く限りではAに値しましたが、振り返ってみると少々野心的すぎたと言えます。
  2. ライブでのデモプレイに勝るものはありません。2009年度E3では多くのゲームが単に紹介されるだけではなく、実際にステージでプレイされました。
  3. ソニーにとっては毎年がPlayStationの年なようです。
 

 

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2009年は最高の年になる:SCEAのジャック・トレットンCEOは2009年はプレイステーションにとって最高の年になると語りました。

判定:否定せざるをえません。『GTA III』、『メタルギアソリッド2』、『ファイナルファンタジーX』、『Ico』等の注目タイトルが目白押しだった2001年に比べると、どうしても見劣りしますよね?

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PS3を買うべき理由:トレットンCEOは「2009年に圧倒的なゲーム体験をしたいのなら、PS3を買うべきだ」、と力説しました。それを裏付けるために引き合いに出されたビッグタイトルは『モダンウォーフェア2』、『ファイナルファンタジーXIII』、『ラチェット&クランク FUTURE2』、『バットマン アーカム・アサイラム』、『ヘビーレイン』、『Rock Band Beatles』で、いずれも2009年内に発売されるとしました。

判定:もちろんこれらのタイトルはちゃんとPS3で発売されました。ただし、いくつかは2010年まで延期されました。

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PS2も忘れずに:PS2でも100タイトルにも及ぶ新作が控えているとの事でした。さらにトレットンCEOはブラジル、ウルグアイ、パラグアイにて2009年夏にPS2が発売されると述べました。

判定:えーと、この件に関しては飛ばしてもよろしいでしょうか? ブラジルでは11月に発売されましたが、パラグアイとウルグアイについては不明なんです。ボクが知らないだけで、ソニーの責任ではありません。

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「35」という数字:トレットンCEOによれば、2009年には『inFamous〜悪名高き男〜』を含む35タイトルがPS3独占で発売されるとの事でした。

判定:これは誤解を招く発言でした。その35タイトルの内3分の2はPlayStation Networkでダウンロード販売されるものでした。それらのゲーム自体の出来がどうこうではなく、「PS3独占」とゆう言葉から導かれるイメージとは全く異なるものであった事が問題なのです。

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思わぬ失言:『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』のライブデモは素晴らしいものでしたが、発売日等については明かされずに終わりました。一方で『MAG』は、ライブデモを披露した後、今タイトルのPS3デビューは2009年秋になるとされました。

判定:「1月」って言えば減点せずに済んだのですが。『アンチャーテッド2』は本当に素晴らしかったですよ。

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PSPはまだまだプレイする価値がある:PSPに関しては北米では『ディシディア ファイナルファンタジー』を8月25日に、『アサシンクリード ブラッドライン』を11月10日に、『PSP ハンナ・モンタナ・パック』を7月に発売するとしました。トレットンCEOは加えて、『Petz』、『LocoRoco 2』、『パタポン2』、『Rock Band Unplugged』を2009年末までに発売すると述べました。

判定:ほとんどが予定通り発売されましたし、『アサシンクリード』は1週間早い発売となりました。

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PSPgoのお時間:SCEの平井一夫社長が登場し、「E3の目玉」であるとする『PSPgo』をお披露目しました。PSPgoはディスクレスのゲーム機で、16GBの内蔵フラッシュメモリとモバイルWi-Fi機能を持ちますが、平井さんによればPSP 3000とUMDにとって変わるものではないそうです。

判定:その通り!個人的にはこれを推します。

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忘れがちなもの:平井社長は『Media Go』を発表し、PCからPSPへメディアを移す作業をより効率化させると述べました。また2009年秋に発売予定とした『SenseMe』は音楽管理アプリケーションで、ユーザーの嗜好を記憶してプレイリストを作ってくれるものだと語りました。そしてPSPをより発展させるため、こうしたアプリケーションの価格を8割にまで下げてゆくと約束しました。

判定:ちゃんと発売されました。『SenseMe』は10月1日発売でしたね。使ってみました?

合法的なダウンロードが遂に:平井社長「私たちはさらに前進し、全てのPSPタイトルについて、UMDでの小売り販売に加えてPlayStation Store経由でのダウンロード販売を実施します」

判定:PSPgo発売後の全てのPSPタイトルについて、UMDでの販売とダウンロード販売が同時であったわけではありません。例えば『リトルビッグプラネット ポータブル』では1週間のズレがありました。しかしソニーのみならず、他ゲーム会社もダウンロード販売にはこだわりを見せています。確かに1月にコナミから発売された『シャドウ オブ メモリーズ』等、北米ではダウンロード販売が成されなかったタイトルも多少あるものの、2009年末以降のほとんどのタイトルについては約束が守られています。

確かにPS3よりは安いが:PSPgoは10月1日発売で、北米で249ドル、ヨーロッパにて249ユーロ、日本では11月発売で26800円になると明かされました。

判定:その通りでした。高いですよね。

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グランツーリスモPSP:今度は『グランツーリスモ』シリーズの山内一典プロデューサーがとってかわり、ここ数年の間噂に挙がっていた『グランツーリスモ』PSP版、『Duke Nukem Forever』を発表しました。山内さんは『GT PSP』がフルスケールで、60fpsで動き、800もの車種と35種類のコースを備える、と説明。単にPSP用にスケールダウンさせたものにはならないとしました。そして発売予定日は11月1日との事でした。

判定:まずはこの素晴らしいタイトルが実際に存在している事に拍手です。ちゃんと発売されたんですよね。それも予定通りに!

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『MGS』シリーズ次の一手:前日にXbox 360のプレスカンファレンスにて『メタルギア ソリッド ライジング』の発表を(英語で)終えたばかりの小島秀夫監督が取ってかわり、PSPタイトルとなる『メタルギアソリッド ピースウォーカー』を発表(日本語で)しました。小島監督は通訳を介しつつ「舞台は1970年代、『メタルギアソリッド3』の10年後で、シリーズの正式な続編です。単なるスピンオフ作品でもサイドストーリーでもありません」と語りました。小島監督は、脚本からプロダクションまでかなりの部分を監修したようで、『MGS4』のチームさえ動員したそうです。

判定:『ピースウォーカー』の発表によって、前日のMicrosoftのイベントでの説得力が薄れたように思えるのは気のせいでしょうか。(北米の)発売予定日には間に合いそうです。

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数々のPSPタイトル:トレットンCEOは2010年発売予定とされた『Resident Evil Portable』を始めとして、2009年末に発売予定の『リトルビッグプラネット』、『SOCOM: U.S. Navy SEALs Portable』、北米版『モンスターハンター ポータブル』、『PSP ハンナ・モンタナ・パック』、『ハリー・ポッター』など数々のタイトルを列挙してみせました。さらに、2009年内発売とされたのは『ジャック×ダクスター』新作、『ソウルキャリバー』新作、『Rock Band』新作、『Madden』新作、『Invizimals』、『ぽっちゃりプリンセス』、そして『時限回廊』です。

判定:物によります。いくつかは予定通り発売されました、『Socom』は2010年2月にずれこみ、『モンハン』は北米では2009年6月に発売となりました。『Invizimals』は2009年にヨーロッパで発売されましたが、北米ではまだです。『時限回廊』と『ぽっちゃりプリンセス』は2010年に延期されました。こんがらがっちゃいますよね。しかし『Resident Evil Portable』はどうなってるいるんでしょうか。まだ何の音沙汰もありませんが。

PSOneが帰ってきた:トレットンCEOは、2009年には50以上のプレイステーションのタイトルをPlayStation Storeにてダウンロード販売すると約束しました。

判定:まあ合格でしょうか。Wikipediaによれば。

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発売予定:PS3で今後発売されたのは、『アンチャーテッド2』、『Madden』新作、『ファイナルファンタジーXIII』、『バットマン アーカム・アサイラム』、『Brutal Legend』、『白騎士物語』新作、『Ghostbusters: The Video Game』、『ニジャガイデン』新作、『WET』、『Mafia 2』、『Buzz』、『Saw』、『Ice Age』、『キングオブファイターズ』新作、『Overlord 2』、『レッドファクション:ゲリラ』、『タイガー・ウッズ』新作、『Dark Void』、『Guitar Hero: Van Halen』、『ヘビーレイン』、『バトルフィールド1943』、『Hustle Kings』、『PixelJunk Shooter』、『Trash Panic』、『Critter Crunch』、『塊魂』、『ぽっちゃりプリンセス』、『EyePet』、『Singstar Queen』、『DC Universe Online』、『リトルビッグプラネット』新作、『The Saboteur』、『バイオショック2』、『ラチェット&クランク FUTURE2』、『Fight Night Round 4』、『ゴッド・オブ・ウォーIII』等々です。トレットンCEOは『ロストプラネット2』を特に取りあげ、2010年上旬には発売するとしました。

判定:ふぅ、名前を挙げるのも大変ですね。『DC Universe Online』と『Mafia 2』は間もなく発売です。『ロストプラネット2』は一応「上旬」、とゆう事にしておきましょう。

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待ってます:トレットンCEOは、『GTA』シリーズや『マンハント』で知られるRockstar Northから発売される、『Agent』と呼ばれるPS3独占タイトルを繰り返しアピールしておりました。

判定:ボクの知る限り、まだまだ先のようです。

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アサシン空を飛ぶ:Ubisoftのパトリス・デジーレ氏が『アサシンクリード2』を実演してくれました。エツィオがダ・ヴィンチお手製のハンググライダーを使って大暴れするミッションを紹介しつつ、このゲームはプレイヤーに「多種多様な体験」を約束すると語りました。製品版には30もの武器が収録され、そのうち6つはPSP用の『アサシンクリード』をPS3に同期することでアンロックされると明かし、発売予定は2009年末としました。

判定:発売日は問題無いし、武器やゲームプレイの多様さも素晴らしいものでした。

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E3史上に残る続編発表:2010年春の『ファイナルファンタジーXIII』発売が明かされると、早くもその場で『ファイナルファンタジーXIV』が発表されました。トレットンCEOは、2010年にサービスが開始される『ファイナルファンタジーXIV』はPS3独占タイトルとなると表明しました。

判定:『ファイナルファンタジーXIV』のロゴとトレーラーを目にした時は素直な驚きで一杯でした。「『FFXIII』はXboxでも発売されるよ」とゆうMicrosoft関係者からの言葉もまた、別の意味で驚きでしたが。ただ、オンラインゲームってのはどうなんでしょうか。『ファイナルファンタジーXI』もシリーズの中では地味な存在ですから。トレットンCEOは間違えてしまったようですが、PCでも発売されます。少なくとも、ソニーの言葉にウソはありませんでした。それにしても、シリーズものが2本続けて発表されるなんて! (ちなみに、トレットン社長が『FFXIII』の発売を2010年春以降としたのは間違いで、実際は2010年3月上旬に発売されました)

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春には遊べるはずだったモノ:次の話題はPS3用のモーションコントローラーでした。いわゆる『Move』ですね。PS2時代の「EyeToy」がソニー初のモーションコントローラーであった事に触れたのち、ソニーの技術者リチャード・マークス氏と、その同僚であるアントン・ミカイロフ氏による「Move」実演となりました。その実演の中で、ミカイロフ氏の持つコントローラーはまるで本当にアニメのテニスラケットや振り回されるメイスに変わってしまったかのように見えました。マークス氏に誇らしげに語る所によれば、「Move」は1:1のモーショントラッキングと真の3D位相を兼ね備え、どんな位置にコントローラーがあってもそれを検知するのだそうです。これはカジュアルゲーマーからヘビーゲーマーにおよぶニーズに対応するとし、お絵描きアプリやFPS、RTSゲームなどの実演を披露しました。マークス氏は加えて、今のところ「Move」はプロトタイプであり、最終的な商品の仕様は変わるだろう、と述べました。

最後にトレットンCEOが締めくくり、2010年春の発売を明かしました。

判定:デモプレイは素晴らしいものでした。今年の初めに実際に自分で試してみた時も、そのコントロールの正確性に驚いたものです。技術的な面にウソはありませんでした。ただし発売予定日は幻想に終わってしまいました。

リビッツに新コスチューム:トレットン社長はPSP用『リトルビッグプラネット』発表と合わせて、PS3版には「パイレーツ・オブ・カリビアン」、「シンデレラ」、「Mr.インクレディブル」の3つのコスチュームパックが2009年秋に新登場すると明かしました。

判定:「シンデレラ」がいまだ登場していません。

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レースマニア:『ModNation Racers』が発表され、コースを作る実演が披露されました。インターフェースも上手く作られているようで、2010年の発売とされました。

判定:非常によく出来た印象でしたし、実際に発売された時も問題無しでした。

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将来を見据えて:トレットンCEOはまず『Ico』、『ワンダと巨像』と続く3部作の最終編である『人喰いの大鷲トリコ』のトレイラーを公開しました。そして『グランツーリスモ5』のトレーラーを挟んで、遂にお披露目されたのは『ゴッド・オブ・ウォーIII』のデモプレイでした。ディレクターのスティグ・アスムッセン氏は発売予定を2010年3月と明かしました。

判定:『ゴッド・オブ・ウォーIII』のデモプレイは、あの壮大なオープニングのシーンではなく、ヘリオスとの戦いのシーンが披露されました。あのハチャメチャでアクションの詰まったタイトルのデビューとしては地味に思えました。発売日の約束は守られましたよ。

最終判定:Natalを脇目に、ソニーはマイクロソフトや任天堂よりもずっと大胆なプレゼンをやってのけました。ただその分空振りも多く、「MAG」や「Move」、その他多くのPSPタイトルの発売延期がありました。奇妙な事に、地味目だったPSPgoの約束についてはちゃんと守られていたんですよね。モーションコントローラーを盛大に打ち出しておきながら発売延期をしたり、独占タイトルについて曖昧な表現を用いて誤解を招いたソニーさん、あなたの成績はCです。

 
Stephen Totilo(原文/上原理)

 

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