スクエニ・和田社長がグローバル化への自信を語る
掲載日時:2010.07.07 10:40

今後の展開に期待です。
兼ねてからグローバル化についての発言が多く取り上げられているスクウェア・エニックスの和田洋一社長。2009年にはモントリオールのEidosを買収したりと、着々と目標に向かって動いています。
そんな和田社長が、VentureBeatのインタビューに応じ、グローバル化の重要性についてアツく語ったそうです。
我が社は、グローバル化とネットワークの中心になることを目指しています。そのため、Eidosと東京のスタジオとで協力したプロジェクトを手がけています。これはとても面白いことになるでしょう。
『Deux Ex: Human Revolution』はトレーラーは東京のスタジオで制作されました。ゲームのほうはEidosがモントリオールで作っています。このような協力はスタジオ間の対話を高め、それが何か新しいものにつながります。
そしてVentureBeatは、セガが欧米に規模を拡大したにも関わらず成功しなかった事や、昔ながらの日本のコンテンツがあまり流行らなかったことに触れ、スクウェア・エニックスではどのように失敗を避けるつもりなのかを問いました。
そこがグローバル化への挑戦であり、難しい所なのです。私たちは消費者の異なる趣向にアプローチしないといけません。
セガやコナミ、バンダイナムコも成功しませんでした。欧米のパブリッシャーが日本で売ろうとしても成功しませんでした。誰も、グローバル化に成功していないのです。
しかし成功しなかったのは、いつだって日本のディレクションを基本にやっていたからなのです。日本人が海外のデベロッパーの指揮をとってゲームを作っていました。
Eidosを買収したことによって、彼らは私たちのグループの一部になったのです。それは奴隷のようにするための買収ではありません。事実、Eidosの元社長は欧州でのスクウェア・エニックスのトップになりました。Eidosは国内のスタジオとまったく対等に扱われているのです。
アメリカのものはアメリカ人が運営するべきなのです。ヨーロッパや日本でも同じことが言えます。
私が今まで見てきた失敗は、日本人が日本人のやり方で全てを進めようとした結果、日本人スタッフを世界の別の地域で働かせたときに起きました。
確かに、異なる文化の中で働くというのは、個々の力を100%出せない環境に身を置くことなのかもしれません。
Eidos買収を含め、スクエニのグローバル化が成功した場合、それに倣って他の国内メーカーも海外スタジオの買収を始めるのでしょうか? グローバル化は多くの会社が意識していることだと思われるので、スクエニの動きに今後も注目ですね。
和田社長のインタビュー全文はソース元に掲載されています。興味があれば以下のURLからどうぞ。
Square Enix chief foretells fall of retail video games, the rise of Zynga, and gaming's globalization [VentureBeat]
Square Enix President On Globalization And Going Digital [Siliconera]
(中川真知子)
掲載日時:2010.07.07 10:40
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