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[PR] ゾンビは恐くない! ゾンビは楽しい! 『デッドライジング2』大原プロデューサーに聞いてみた
東京ゲームショウ2010の『デッドライジング2』試遊コーナーにて。「思った以上に女性人気が高かったのが印象的でした。(大原晋作プロデューサー)」
いよいよ9月30日に発売をひかえた『デッドライジング2』。本作の影の主人公とも言えるゾンビたちの魅力や、世界観、海外スタジオとの協業などについて、プロデューサーである大原晋作さんにお話を聞いてみました。
― 本日はよろしくお願いします! まずは世界観のお話からおうかがいしようと思います。「TERROR IS REALITY*」というショウは、どういう経緯で産まれたんでしょうか?
*『デッドライジング2』内に登場するTV番組。出場者たちが、賞金を得るためにゾンビと戦うというショウが展開される。
大原さん:『デッドライジング2』の世界では、ゾンビのアウトブレイク(集団感染)が世界中で起き、ゾンビがどこにでもいることになってます。
で、そういうことが実際起きたら、アメリカなら絶対に商売のタネにされるだろうと。そう考えて、ゾンビを見せ物にしたショウ「TERROR IS REALITY」が生み出されました。
ゾンビを殺してお金を稼ぐすっごい悪趣味な番組ですが、この世界観ならある意味リアルかな、と思っています。
― 最近はいろんなメディアにゾンビが出てくるようになりましたが、『デッドラ』のゾンビの売りはどこでしょうか?
大原さん:「恐くない」ことです。『バイオハザード』とかのゾンビは恐怖の象徴で、なるべく遭わないようにプレイしますよね。ホラーゲームですから。
でも『デッドライジング』はホラーじゃないんですね。ユーモアのあるアクションです。動きは遅いし、1体1ならまず負けない。いっぱい集まってやっと緊張感を出していて、その緊張やストレスを武器で振り払うことで爽快感を生み出してます。『デッドラ』のゾンビは恐怖の象徴というより、「遊ぶ相手」なんですね。
― 遊び相手としてえらい数ですね。
大原さん:前作も大量のゾンビを出していたんですけど、今回はもっと出そう、ということで、さらにインパクトのある数を出すようにがんばりました。
武器を拾ったらソンビで試して、武器が壊れたら別の武器を拾って使う。そのたびにゾンビのいろんなリアクションを楽しんでもらおう、っていうサイクルになっています。
まず楽しめるゾンビの数を増やして、それを収めるためにより大きい舞台を作り、一度にたくさんのゾンビを倒せる武器を出して、さらに「TIR」というたくさんのゾンビを倒せるステージを用意した...というわけです。

― 本作の制作スタジオ「Blue Castle Games(BCG)」は『The BIGS』など野球ゲームを作っていたわけなんですけど、どうしてまたゾンビゲーの『デッドラ2』に抜擢したんですか?
大原さん:野球ゲームって、人間のモデルや投げたり走ったりのアニメーションをリアルに作ったり、たくさんの選手や観客を表示したり、じつはゾンビをいっぱい出すのにすごく向いてるんですよ。
たしかに、社内でも「スポーツを作っているところにアクションを作らせると混乱するのでは?」って意見はありました。でも裏を返すと、他のアクションに染まってなくって「カプコンらしさ」を出しやすい。アクションを作り慣れたスタジオだと、どうしてもそのスタジオの色が強く出ますから。
― 言われてみるとそうですね。「カプコンらしさ」っていうのはどんな要素なんでしょうか?
大原さん:言葉ではちょっと表しにくい、感覚的なモノになります。BCGに理解してもらうにも時間が必要でしたね。システムや考え方を口で説明したり、あとはもうひたすらゲームをやり込んでもらったり。
― BCGの参加は作風にどのように影響していますか?
大原さん:BCGには海外ゲーマーの視点から見て、よりストレスなくプレイできるようなアイディアをもらいました。『デッドライジング』は海外ゲームとして見られることもあるんですけど、ゲームとしての文法や方程式は日本のテイストが入っていて、それは変えるつもりはないんですよ。
あとはやっぱりコンボ武器のバリエーション。ぶっ飛んだアイディアが出てきますね。
― お気に入りのコンボ武器は何ですか?
大原さん:僕は「掃除機+円盤ノコギリ」が気に入ってます。ゾンビをギザギザに切り刻みながら吸い込むっていう(笑)。あと「ビアハット」かな。ヘルメットからビール瓶が生えてて、そこからストローが伸びてる。ビジュアルだけでおかしなものが出てくるんで、「それいいじゃん!」ってノリノリで作ってましたね(笑)。
― 最後に、ゲーマー向けたメッセージをお願いします!
大原さん:おかげさまでXbox 360の『デッドライジング2:CASE 0』も約50万DLと好調ですので、「自分に『デッドライジング』向いてるのかな?」って思った方は、『CASE 0』をぜひ試してみてください。
あと「どんな世界観なの?」という方には、11月4日にレンタル&発売される映画『屍病汚染 DEAD RISING』も見てもらえれば。あれは日本で起きたアウトブレイクのお話ですので。
あと、じつは『バイオハザード』シリーズよりライトでプレイしやすいんで、若い層にもおすすめしてます。ウチのゲームなので簡単にクリアできるとは言えないんですが、プレイを楽しんだり、カプコンの味をみてもらうなら、コントローラーを握ってすぐです。パーティー感覚でゾンビと遊んでみてください。
入社以来、第四開発部で企画・ローカライズを担当。
関わった代表作:『ディノクライシス2』『デビル メイ クライ』『鉄騎』『ビューティフル ジョー』『バイオハザード4』など
その後、同社ライセンスゲームのプロデューサーに。
関わった代表作:『グランド・セフト・オート』シリーズ、『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズ
現在は稲船敬二さんの下で『デッドライジング2』のプロデュースを担当。
(金本太郎)

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