本作ではまず町を建て、それから基地を建てます。計画し、クリックし、次の行動を起こすまで待つか、お金を払うか。ここまでは『CityVille』とほぼ同じです。
アジャミさんによれば、この作品に用意されたヒネリの一つは、ソーシャルなつながり方が「友達を招待して街の発展を助けてもらう」だけではないということです。プレイヤーは、「モラルの選択」と呼ばれる選択が可能で、これは近隣国の街をただ訪れるのか、それとも侵略するのかといった選択のようです。
もし侵略が成功すれば、プレイヤーは侵略された側のマップの一部をコントロール可能になります。もちろん他のプレーヤーも同じことができるので注意が必要です。友達から侵略されようとしている建物には、上部に赤いアイコンが表示されます。
侵略の際にはこの画像のような戦闘画面が表示されます。戦闘はターンベースで、それぞれのユニットには得意な敵と苦手な敵が用意されており、ジャンケンのような感じです。戦闘では、陸、海、空のどこから攻めるかを選択することができ、それから敵ユニットに対し最も効果の高いユニットを選択します。(例えば、ある種の船は航空機に対して強く、他の船は弱い)
『Empires & Allies』はただ相手と競い合うだけのゲームではありません。アジャミ氏が見せてくれたマップにはたくさんの島が表示されていました。それはシングルプレイキャンペーンのマップだというのです。
Zynga作品にストーリーのあるキャンペーンが用意されているというのは驚き。スクリプト化された敵との遭遇や、ボス戦まであるのです。14人の敵が用意された最初のキャンペーンを終えるには数週間かかるとアジャミ氏は言います。どうやらキャンペーンを進めるのにレベル制限があるためにそこまで長くかかるようです。彼によれば、最初のキャンペーンは今後も常に拡大していくキャンペーンのほんの最初の部分だそうです。プレイヤーは友達を誘って助けてもらうことも可能になります。
本作はZyngaがこれまで作ってきた作品よりもアグレッシブなものに見えます。ですがアジャミ氏によれば、別にハードコアゲーマーに迎合したゲームを作ろうとしたわけではないそうです。アートスタイルも「とてもアプローチしやすい物」を意識したようで、確かに『ファミコンウォーズ』のようなとっつきやすさがあります。
しかし過去のZynga作品よりも深そうなそのゲーム性は、より好戦的なゲーマーにもアピールするでしょう。「リサーチによりユニットの性能をあげる」というストラテジーゲームに定番の要素も用意されるようですが、残念なことにこの要素はローンチ時には実装されず、後から実装されるとのことです。
Zyngaは『シヴィライゼーション』シリーズのストラテジーゲームのパイオニアたち、ブライアン・レイノルズ氏とブルース・シェリー氏を最近チームに加えました。ふたりともこの作品の制作にコンサルタントとして関わっています。また、過去にインタラクティブフィクションの分野で有名だったインフォコムの元脚本家、ボブ・ベイツ氏がストーリーを担当しています。
米Kotakuを始めとする海外ゲームサイトでは賛否両論だったようですが、Zyngaがこれまでの同社のゲームとは違う、より深く複雑なゲームジャンルへもその進路を向けたのは事実。それが上手くいっているのかどうかはぜひFacebookの『Empires & Allies』でご自身の目でお確かめください。
Zynga's Next Big Game Takes CityVille and Adds War [Kotaku]
(abcxyz)