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『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア 3』レビュー:100%ピュアなエンターテイメント作品
ゲームは楽しければそれでいい!
シリーズファンの皆さんお待ちかね、『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア3』字幕版が本日発売となります。欧米では一足先に発売されたという事で、米Kotakuよりレビューが届きました。
変更点の多かったマルチプレイヤーに関しては不満点もチラホラ、期待のオンラインサービス「コール オブ デューティー エリート」は不調とのことですが、全体的には満足度の高い仕上がりとなっているようです。
それでは米Kotakuクレセンテ編集長による『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア 3』レビューをどうぞ。
細心の注意を持って磨き上げられた、ファストペースで中毒性の高い作品。『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア 3』(以下MW3)は感情を揺さぶるストーリーを楽しむようなゲームではありません。銃弾飛び交う中、奇襲や突然の戦死に一喜一憂するような、アドレナリン溢れる競技性を持つタイトルなのです。
インフィニティーワードが手がけるシリーズ最新作は、ビデオゲームというよりもはやスポーツと言っていいもの。もちろんこれは『MW3』に限った話ではありません。シリーズを通して一貫して保ち続けてきたこのテイストこそが、ファンをつなぎ止めている理由であり、アンチを遠ざけている理由でもあるのです。
シリーズを通してゲーム性が徐々に変化していくタイトルもありますが、『コール オブ デューティー』シリーズにおける変化は細部に留まっています。本シリーズの土台である、兵士になりきって銃の腕前や立ち回りを競う、という優れたゲーム性は失っていないのですが、それは逆に「代わり映えしない」とも言えます。
マルチプレイヤーにおける前作からの変更点の数々
シリーズの熱心なファンであれば、本作と前作『MW2』とのマルチプレイヤーにおける違いは明らかでしょうが、カジュアルなファンにとってはその違いを見抜くのはなかなか難しいのでは。しかし本作には注目すべき変更点が盛りだくさんとなっています。
まず第一に、マッチへの参加、リスポーンの待ち時間が短くなっています。そして前作まではキルストリークと呼ばれていた、プレイヤーへのご褒美システムはポイントストリークという名へ変更され、キル以外の目標達成によってもストリークを積み重ねられるようになりました。さらに本作ではポイントストリークによる報酬も3種類が用意されています。小さな変化ではありますが、シリーズに興味はあるがFPSは経験したことがない、というプレイヤーにも間口を広げるという点では大きな意味を持つのでは。
中でも「アサルトパッケージ」は『MW2』や『ブラックオプス』で見られたものと本質的には同様となっており、死なずにポイントを重ねることで似たような報酬を得ることができます。
「サポートパッケージ」はカジュアルファンや初心者よりに調整されている印象。死んでもカウントはリセットされませんが、自チームのプレイヤーをサポートするような報酬がほとんどとなっています。
「スペシャリストパッケージ」は上級者向け。2ポイントごとに追加Perk(特殊能力)が解除されていき、8ポイントに達すると全Perkが解除されます。こちらも死ぬとカウントはリセット。
さらなる変更点として、武器熟練度の導入があります。同じ武器を使用し続けることで経験値を貯めることで、武器用のPerkを取得することができます。武器をコロコロ変えずに、お気に入りの武器に専念した方が良さそうです。また、やりこみ要素としてお馴染みのプレステージモードにもちょっとした変更点が。最大レベルである80に達したプレイヤーはレベルをリセットすることで、プレステージショップで特別なアイテムを購入するためのトークンを得ることができます。
マルチプレイヤーには新たなゲームモードもいくつか追加されています。筆者のお気に入りは「キル・コンファームド」。敵プレイヤーをキルするとドッグタグを落とすのですが、それを拾うことで初めてスコアが加算される、というモードです。
マルチプレイヤーの仕様変更による効果は一長一短
上で挙げた変更点のほとんどは、カジュアルプレイヤーやシリーズ初心者を助けると共に、シリーズに慣れ親しんだ熟練者へのご褒美ともなるように考え抜かれたものなのでしょうが、その効果は一長一短となっています。
本作でもマッチが一方的な展開となることがあります。チームバランスが取れていないマッチに参加すると、相手チームに蹂躙されてしまうことに。マッチメイキングシステムの調整が必要なのでは?
リスポーンの待ち時間を短くしたことで、プレイヤーは待ち時間のストレスを感じることなくペースの早い戦闘に身を置くことが出来るように。しかしその一方、プレイヤーの立ち回りが軽視されやすくなったようにも思えます。またデスのペナルティーが小さくなったことで、初心者が熟練者の食い物にされやすくなってしまいました。
こうした問題点は今後のマッチメイキングにおけるバランス調整で改善されるとは思いますが、本作が「代わり映えしない」という印象は拭いされません。ゲーム体験を特別なものにする要素であるアニメーション、グラフィック、ディテール等において、何か「熱さ」と言えるようなものが足りないように思えるのです。
とはいえ『MW3』はあくまで戦争を題材にした競技。その楽しさは参加しているプレイヤー達がどれだけその競技の「ルール」を理解しているかによります。本作ではその理解も至極簡単なので、すぐに時間を忘れてのめりこんでしまう事でしょう。
スペシャルオプスも本作の見所の1つ
『コール オブ デューティー』シリーズといえばオンライン対戦が最も有名ですが、本作にはよりパワーアップして帰ってきた「スペシャルオプス」モードがある事も忘れずに。
本モードは強力な敵のウェーブを乗り切ることでお金を稼ぎ、武器のアップグレードやパークの購入を行っていくという、やりこみ度の高い仕上がりとなっています。スペシャルオプスのミッションモードでは、腕前、クリアタイム、デスの少なさを競ってプレイヤー達が協力して戦うことになります。オンライン対戦の他にもこうした楽しみが追加されているのは嬉しいものです。
「コール オブ デューティー エリート」はまだ不完全
本作における最大の目玉であった「コール オブ デューティー エリート」は、常にプレイヤーの動向を追ってステータスを記録し、同時にユーザーコミュニティーもサポートすることの触れ込みでしたが、少なくとも現時点では不完全な仕上がりとなっています。
発売から一週間が経った今も、アクティビジョンはサービスを軌道に乗せるために奮闘中。思えば『バトルフィールド 3』のEAも似たような問題を抱えていましたが、あちらはゲームプレイに影響が出た分、より悪い状況だったとも言えます。本作ではステータスの表示、ロードアウトやクラン作成における障害ですので、ゲームプレイそのものに影響する訳ではありません。
傍から見れば『バトルフィールド 3』が抱えていた障害よりは軽く見えるのですが、両者ともにプレイヤーがフランチャイズに抱く印象に悪影響を与えかねない深刻な問題なのではないでしょうか。「エリート」は、世界で最も売れたゲームをより普遍的な娯楽へと押し上げるために開始されたサービス。しかし新規ユーザーが不完全なサービスやエラーメッセージによる歓迎を受けてどう感じるでしょうか?
いずれ「エリート」が完全なサービスをスタートすることに疑いはありませんが、果たしてサービス開始直後のつまずきという悪印象を払拭出来るのか、という点には不安が残ります。
初代『モダン・ウォーフェア』を彷彿とさせるシングルプレイキャンペーン
最後にご紹介するのは、本作のシングルキャンペーン。約5、6時間に渡って繰り広げられる物語は、人気の高い初代『モダン・ウォーフェア』を彷彿とさせます。初代を超えた、という訳ではありませんが、テンポ良く進む上手く練られたストーリーは、物語の締めくくりにふさわしい出来となっています。
ロシアによる合衆国侵攻が引き金となって起こった、世界を巻き込んだ戦争にプレイヤーはその身を投じることになります。素晴らしいゲームデザインの成果により、長くシリーズを苦しめてきた弱点はもはや見当たりません。物語重視のFPS作品はどうしても直線的な展開になってしまうものですが、『MW3』ではそういった「見えない壁」が巧妙に隠されているのです。筆者の記憶を探ってみても、ゲームプレイに影響を与えずにこれ程自由に行動出来たゲームはありませんでした。敵AIの微調整も手伝い、プレイヤーに実際の戦闘に参加しているような錯覚を抱かせるだけの仕上がりを手に入れています。
4年前に始まったストーリーは、とうとう本作で最高潮を迎えます。ストーリーなんてどうでもいい、という人も一度プレイする価値はあるかもしれませんよ。シリーズファンはニヤッとしてしまうような仕掛けも随所に見受けられます。本作のキャンペーンは感情を揺さぶられる、というよりは感情を呼び起こす、という表現の方が適切かもしれませんね。
総評
『コール オブ デューティー』シリーズの肝とは、練られたストーリー、ちょっとした微調整、そしてアドレナリンほとばしるアクション。本作から得られるものは「ピュアなエンターテイメント性」だけ。しかし時としてゲームにはそれだけで十分なこともあるのです。
Call of Duty: Modern Warfare 3: The Kotaku Review [Kotaku]
(上原理)

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[360]コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3 (字幕版) ![]()

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サイレントヒルの怖さなんて、所詮作り物なんだな…本物にはかなわない...
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ん・・・まあやりたきゃ本物と一緒に寝るし...
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や東糞...
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ああっ! 窓に! 窓に!...
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ちなみに「ストリートファイターII」そのものの稼動=発売はちょうど20年前です。当時のパソコンのスペ...

















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