• GIZMODO
  • lifehacker
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • タブロイド
  • roomie
  • GIZMODO
  • lifehacker
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • タブロイド
  • roomie

さんみやゆうなさんみやゆうな  -   10:40 AM

意外にも激動だった、ファミコン以前の任天堂ロゴ変遷の歴史(ギャラリーあり)

意外にも激動だった、ファミコン以前の任天堂ロゴ変遷の歴史(ギャラリーあり)

任天堂 ロゴ変遷の歴史


あまり語られないファミコン以前の任天堂。

1980年代初め、ゲーム&ウォッチにファミリーコンピュータというハードを世に送り出し、今も愛されるドンキーコングやマリオを生んだ任天堂は、そこから世界的企業への道を歩き始めました。

2012年、その名は世界で最も多くの人に知られたブランドの一つとなっています。

これだけ有名な会社となると、社名のロゴも大事な財産。任天堂はあのお馴染みの「Nintendo」の周囲を線で囲んだロゴを全世界で長年使い続けてきました。色の変更はありましたが、書体は1960年代後半のものからほとんど変わっていません。

でも、最初からこのロゴだったわけではないんです。ファミコン時代に至るまでの変遷を、当時のおもちゃとともに振り返ります。
 

 

120316nintendo_logos_01

 
任天堂。言うまでもなく社名です。(社名の由来については過去記事「『任天堂』という社名の真の意味に関する考察」へ)

日本向けの商品には、今でもローマ字のロゴと一緒に漢字のロゴが印刷されています。ローマ字のロゴは何パターンも変化しますが、漢字のロゴは「株式会社」がついた以外、書体もさほど変わらなかったよう。

ただし、メインのロゴの地位は、ここからローマ字のロゴへと引き継がれていきます。

 

120316nintendo_logos_02

 
1960年代、任天堂は会社の近代化を進めながら海外展開にも一歩踏み出そうと、ローマ字表記のロゴを取り入れました。60年代前半のロゴ第1号は手書きの筆記体スタイル。トランプや初期のボードゲーム、おもちゃのロゴに使われました(「絵本トランプ」、「ラビットコースターゲーム」等)。ポイントは「N」の書き始めの部分と「i」の点が星になっているところ。ただしこれと若干異なるバージョンも存在します。

 

120316nintendo_logos_03

 
こちらも60年代前半のもので、グッとスタイリッシュに各字の下が直線でつながっています。当時のアメリカを意識したんでしょうか。このタイプはあまり多くは使用されず、おもにトランプに表示されたそうです。

 

120316nintendo_logos_04

 
60年代前半の終わりごろにはほんの一時期、シンプルなサンセリフ書体がおもちゃの「ニューコースターゲーム」やトランプに使用されました。

 

120316nintendo_logos_05

 
60年代中盤はロゴが毎回違うような状態だったそう。今のようにいつも決まったロゴを使うというより、商品全体のデザインにロゴも合わせていたようです。そういう意味でこの頃のロゴは「ブランドロゴ」とは言えないかも。

 

120316nintendo_logos_06

 
1965年頃にはちょっと事務的な書体も(商品は不明)。

 

120316nintendo_logos_07

 
このあたりで任天堂は、販売するおもちゃの商品ラインナップを強化。アメリカの玩具会社ミルトン・ブラッドレー(MB)のライセンス商品も販売しました。当時の「NG NINTENDO GAME」ロゴにはMBのロゴの影響が感じられます。「ウルトラハンド」、「ウルトラコースターゲーム」、「ピクチャーカッター」他多数のボードゲームに使用されました。

 

120316nintendo_logos_08

 
60年代後半から70年代前半にかけては、「NG」マークが単体で使用された商品もありました。「ラブテスター」の箱、ポーカーやルーレットゲーム用のチップ、また「電気時計」で商品を梱包した発泡スチロールに刻印されたり、「光線銃SP」の射撃用の的についていたりしたそうです。

 

120316nintendo_logos_09

 
1967年、バッティング練習機「ウルトラマシン」が発売されます。任天堂初のヒット商品になっただけでなく、現在のロゴに近い書体の「Nintendo」表記が初めて使用されました。文字の縦線は太く、横線は細く、「i」の上には四角い点。45年経つ今も、基本の書体はほぼ同じままです。

「ウルトラマシン」に最初に使われて以来、この書体がほとんどの任天堂商品に使われるようになりました。

ただ、現在のロゴにたどり着くまではまだもう少しかかります。

 

120316nintendo_logos_10

 
「Nintendo」の文字を最初に囲んだのは、平たい六角形でした。「任天堂ブロック」、「ピープルハウス」、それから後のバージョンの「ウルトラマシン」にも使われています。

 

120316nintendo_logos_11

 
1972年に一度、現在のロゴにとても近いデザインが採用されています。電子楽器の「エレコンガ」とそのアクセサリ商品「オートプレーヤー」です。しかし楕円形ロゴの再登場はさらに10年近く経った後になります。

 

120316nintendo_logos_12

 
1970年代の初め、「NG」ロゴはこの「N」を大きくデザインしたロゴに変更され始めます。下にはあの書体の「Nintendo」も入ってますね。このロゴは70年代任天堂の全ボードゲーム商品のほか、「タイムショック」、「レフティRX」、「マッハライダー」など72年〜75年発売のおもちゃに使用されました。

 

120316nintendo_logos_13

 
これだけいろんなデザインを経てもまだ試行錯誤中。上の「N」ロゴに落ち着こうとしていた頃も、1972年に発売された「荒野のガンマンゲーム」にはまた別の「N」ロゴが。

 

120316nintendo_logos_14

 
1973年頃、任天堂はローマ字のロゴと併用していた漢字の「任天堂」ロゴの代わりに、カタカナ表記の「ニンテンドー」を使い始めます。しかしこちらが続いたのは数年のみで、その後はまた漢字の「任天堂」に戻りました。

70年代後半は「N」ロゴもやめてシンプルに文字だけの「Nintendo」と「任天堂」の組み合わせを使うことが多かったようです。

 

120316nintendo_logos_15

 
1981年、「Nintendo」の文字を丸みのある線で囲んだロゴが『ドンキーコング』のアーケード筐体で再登場。そして1983年、同じロゴが新しい商品の箱に印刷されます。

その箱には「ファミリーコンピュータ」が入っていました。

その時から現在まで、任天堂のロゴの形は変わらないまま、ブランドのアイコンとして受け継がれています。

 
※今回の記事の原文を執筆した任天堂商品のコレクター、エリック・フォスキュイル氏のブログ「BeforeMario」では、ここで紹介された商品のほとんどが一点ずつ写真付きで解説されています。しかもすべてが彼の個人コレクションというから驚き。ぜひそちらもご覧ください!

 
Nintendo's Great Logo Identity Crisis [Kotaku]
[BeforeMario]

(さんみやゆうな)

 

MORE FROM KOTAKU

powered by
 

COMMENT

blog comments powered by Disqus

コタクたん Kotaku