
ネットで流行のジョークはこうして生まれた!
海の向こうでは昨年から「膝に矢を受けてしまってな...」というジョークが流行っています。
このセリフはアクションRPG『ザ エルダースクロールズV: スカイリム』に出てくるもの。各地の衛兵達が主人公を見て話しだす「昔はお前のような冒険者だったが、膝に矢を受けてしまってな...」が元々の台詞です。
でも行く先々で衛兵が同じ事を言うので、ジョークに昇華されてしまいました。それ以降「あー、その気持ちよく分かるよ、でも膝に矢を受けてしまってな...」、「友情ってなんだろう、って昔は思ってたんだ。でも、膝に矢を受けてしまってな...」、「俺も昔は矢だったんだが、冒険者の膝に刺さってしまってな...」というふうにユーザーたちに面白おかしく改変されています。
でも、開発元のベセスダの人たちは、これがこのセリフがこんなにウケるなんて思ってもみなかったようです。いったいどうしてこの台詞が生まれたのか、『スカイリム』のチーフデベロッパー、トッド・ハワード氏に訊いてみました。
「ジョークになるように意図していたわけではありません。でも、私たちのお気に入りの台詞になりましたね。言われているほど何度も聞くことは無いと思いますよ。でも目立つんです。味が強いと言うか、だから目を引くんだと思います。でも素晴らしい台詞です(笑)」
「これは(ベセスダのシニア・ゲームデザイナーである)エミール・パグリアルロさんが書いた台詞です。これはプロジェクトも終わりに差し掛かったあたりで、もっと衛兵達にキャラクター性をもたせようと思いました。いつも彼らは主人公にあれこれ指示してばかりだったので、エミールに頼んで、主人公を反映させるような台詞をたくさん書いてもらったんです。だから衛兵たちは主人公に関することや、その功績についてよく話すようになりました。『おお、いい鎧だな』とか、『お前が〇〇をやったって聞いたぞ』という具合です。それから一連の『なんで俺はもう衛兵じゃないんだ? 彼らは冒険してるぞ。俺はここでドラゴンと取り残されるのか』といったような台詞もあります。だから、「膝に矢」もただ、そんな台詞のうちのひとつ、だったんです。」
「膝に矢を~」は海の向こうでは、アニメが作られたり、ダブステップ・リミックスが作られたり、なかにはタトゥーを入れちゃうツワモノまでいるほどの人気となっています。
実を言うと、私も昔は冒険者だったのですが、膝に矢を受けてしまって...
[Kotaku]
(abcxyz)

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